近年、DJが取り扱う楽曲はダウンロードでの入手が主流となり、プレイ中に管理する楽曲数が増えてきています。それに対応する形で、大量の楽曲からでも快適な選曲ができるようにプロフェッショナルモデルは進化しています。一方で、自宅やミニクラブ/バーなどはDJ機材を設置するスペースが限られており、フルサイズのプロフェッショナルモデルをシステムで揃えられない環境にあります。
XDJ-700 は、多くのクラブに常設されているプロDJ/クラブ向けマルチプレーヤー CDJ-2000NXS (2012年発売)の基本的なレイアウトを継承しており、大型のタッチディスプレイを活用して上位機種と同等の豊富な機能を使った多彩なパフォーマンスを行えます。さらに、楽曲管理アプリケーション rekordbox™ を使って楽曲を解析、管理すれば、スピーディーな選曲や楽曲の波形表示が可能になるほか、楽曲同士のビートを自動で合わせる BEAT SYNC、任意の位置から瞬時に再生する HOT CUE など、CDJ-2000NXS などプロフェッショナルモデルに搭載されている機能も使用できます。
また、コンパクトでスタンドが取り外し可能な薄型設計となっていますので、DJミキサーと並べてレイアウトするだけでなく、限られたスペースを生かしたレイアウトが可能となっています。
7インチのフルカラー液晶タッチディスプレイを搭載しており、スピーディーな選曲と多彩なDJパフォーマンスが可能です。
タッチディスプレイ内にキーボードを表示させることで、タイピングによるキーワード検索を可能にしました。さらに、アートワークや7行のタイトル表示にも対応し、目的の楽曲を素早く探せます。
瞬時に任意のポイントから再生をさせることができるHOT CUEを搭載で、ダイナミックなパフォーマンスが可能です。
LOOPやHOT CUEを使用する際に、ビートに対してタイミングがずれた場合でも自動で補正を行なうQUANTIZE機能を搭載しています。再生中の楽曲のリズムを崩すことなく確実なパフォーマンスを行なえます。
LOOP/REVERSE/スクラッチ/HOT CUE/ポーズ中にバックグラウンドで楽曲を動かし続けるSLIP機能を搭載しています。これにより、原曲の展開を変えることなく大胆な楽曲アレンジをすることができます。
DJプレイ時に必要な情報を分かりやすく表示する、大型フルカラーLCDを採用しました。すばやい選曲や楽曲全体を視覚的に把握できる「WAVE」表示に加え、帯域別に色分けして、5段階に拡大/縮小可能な拡大波形を表示できる「WAVE ZOOM」により、瞬時に先の楽曲展開を把握できます。
対応のマルチプレーヤーやrekordbox™がインストールされているPC/ MacとLANケーブルで接続することで、1つのデバイス内の楽曲をすべてのプレーヤーで共有できるほか多彩なパフォーマンスが可能になります。
普段音楽を聴く際に使用しているiPhone、Androidスマートフォンを直接接続したり、PC/ Mac内の音楽をUSBストレージデバイスに転送するなど手軽にDJプレイを楽しめます。
豊富な機能を持ちながら、幅238 mm、奥行き308 mmのコンパクトなサイズを実現しています。また、ワンッタッチで取り外し可能なスタンドにより高さを選択できます。スタンドを取り付けた状態では、コントロールパネルの高さがDJミキサーと同等の87.5 mmに、スタンドを取り外した状態では60 mmと、好みの機材レイアウトに応じて高さを選択できます。
DJアプリケーションのMIDIコントロールが可能です。
本機の機能設定を、USBストレージデバイス、SDメモリーカード、スマートフォン、タブレットに保存し、必要に応じて本機に反映できます。また、rekordbox™上で本機の設定を行ない、直接本機に転送することもできます。これにより、DJ交代時に、事前に準備しておいた自分用の設定に即座に切り替えられます。
Coreプラン以上のご契約で、rekordboxのPerformance機能をご利用いただけます。
本ツールをご利用いただくと、PC/Macと対象製品をUSB接続することで、最新のファームウェアが自動で通知され、ダウンロードできます。詳しくはこちら。