2024年5月14日
すべての作業が劇的に簡単・快適に
AlphaTheta株式会社は、2024年5月14日、楽曲管理からDJパフォーマンスまでを統合したDJソフトウェア rekordbox for Mac/Windows (ver. 7.0.0) をローンチします。
世界中のプロフェッショナルDJを中心に高い評価を得てきたrekordboxが、AI・クラウド・自動化技術を取り入れドラスティックに進化を遂げました。今回のメジャー・バージョンアップでは、処理負荷の低減などパフォーマンスの大幅な向上を実現しました。
これにより、複数のストリーミングサービスで配信されている数千万の曲から、あるいは自分が持つ膨大なコレクションの中から演奏に使う楽曲を探したり、コレクションに追加した楽曲を自動でカテゴリー別にフィルタリングしたりなど、楽曲を探す・管理するための手間と時間を大幅に削減。さらに、CUEポイントの設定をAIが自動で行う機能、仲間とプレイリストを共有できる機能も搭載し、演奏準備の効率化も可能になりました。
新しくデザインされたGUIと相まって、楽曲の管理からプレイの準備まで、すべてがより簡単に、より快適に。DJはよりクリエイティブなタスクに専念できます。
※各サブスクリプションプランの価格とご利用いただける機能の詳細については、rekordboxの商品ページをご確認ください。
rekordbox ver. 7は、DJソフトウェアを構成するプラットフォームを刷新。さまざまな内部処理を見直すことで、「CPU処理負荷最大56%削減(※)」を実現しています。DJソフトウェアとしてのパフォーマンスが大幅に向上したことで、すでに搭載されている機能も含めて、やりたいことがストレスなく行えるようになりました。また、起動中の消費電力を38%削減※したことで、PC/Macがバッテリー駆動でも長時間お使いいただけます。
※ すべてrekordbox ver. 6比
目指したのは、あらゆるDJの事前準備の効率化と快適なワークフローの実現です。必要な情報を瞬時に把握し、次の操作に移れるように、rekordbox ver. 6のデザイン思想を受け継ぎつつ、GUIデザインを見直しました。キーカラーを「青」に変更することで、当社ハードウェアとの統一感を高めています。DARK MODE/LIGHT MODE共に波形やコントローラーの視認性を向上させながら、各操作エリアのグルーピングをより明確にすることで操作性も向上しました。
日々増えていく何万曲もの楽曲コレクション。明日のパーティーにぴったりな楽曲を選び出すのは一苦労でしょう。ツリービューからアイコン表示に変わったMEDIA BROWSERなら、さまざまなソースを横断しながら目的の楽曲へ最短でアクセスすることが可能になります。
ストリーミングサービス各社が提供する楽曲を、アーティストの画像やアルバムのアートワークを中心に表示できるようになりました。ビジュアルベースによる、より直感的なブラウズ体験を実現。各アルバム、プレイリストのアーティスト名やレーベルなどのリンクをクリックするだけで、関連する楽曲も一覧で表示できます。
コレクションに新たに追加されたCOLLECTION FILTERは、DJの持つ楽曲を「追加日」「ジャンル」「アーティスト」「アルバム」のカテゴリーごとにフィルタリングできる機能です。大量のコレクションの中から、使いたい楽曲に最短でたどり着くことが可能になります。
COLLECTION RADARは、DJ自身のコレクションの中から楽曲を再発見できる機能です。任意の楽曲を選択すると、それに類似するものをリストアップ。これにより、事前選曲の際に、イベントなどの趣旨に沿った楽曲を効率よく探すことができます。コレクションの中に埋もれていた楽曲から、思わぬ出会いが生まれるかもしれません。
STREAMING RADARは、ストリーミングサービスの中から楽曲との新たな出会いをナビゲートする機能です。任意の楽曲を選択すると、それに類似するものをサービス上にある数千万曲の中から抽出。契約している複数のストリーミングサービスを横断して楽曲を探すことも可能です。プレイリストの最後のピースを埋めるために、この機能は頼もしい一手となるでしょう。
CUEポイントの設定には、DJ一人ひとりのこだわりが現れます。このこだわりを自動で再現できるようにしたのがINTELLIGENT CUE CREATIONです。HOT CUEとMEMORY CUEを設定した楽曲を学習用のプレイリストに登録。その傾向をrekordbox ver.7のAI機能が学習するので、いつものCUEポイントの位置を別の楽曲にも自動で反映させ、事前準備の手間が格段に楽になります。
準備用モードであるEXPORTモードにDUAL PLAYERレイアウトを追加しました。2つのプレーヤーの操作がリンクするDUAL CONTROL機能をONにすれば、PLAY/PAUSEはもちろん、BEAT JUMPやマウスによる波形移動などの操作が2つのプレーヤーで同時に動作します。さらにEQ KILL、KEY SYNC、KEY SHIFTを使えば、2曲間の相性確認を素早く直感的に行えるので、ミックスポイントの検討やCUEポイントの設定などの作業効率が圧倒的に向上します。
COLUMN VIEWは、プレイリストやプレイリストフォルダの階層を視覚的に確認しながらブラウズできる表示方法。MacのFinderにある「カラム表示」のようなフォルダ管理機能です。階層構造になっているため、直感的にフォルダやファイルを探せる上に、複数のプレイリストや楽曲を選択して移動することもできます。
仲間とプレイリストを共有できる機能です。リスト内の楽曲の順序や楽曲のBPM、GRID、CUEポイントなどのメタデータをそのまま仲間と共有できます※。B2Bの準備やフェスでのセットリストの検討など、幅広い用途で仲間との情報共有が可能になります。
※ストリーミングサービスの楽曲を元にプレイリストを作成し仲間と共有する場合、メンバー全員が同じストリーミングサービスに加入する必要があります。PC/Macのローカルにある楽曲を共有する場合は、別途楽曲のシェアが必要です。
今回のアップデートで追加された DUAL PLAYERレイアウト、COLLECTION FILTER、COLUMN VIEWなどの有償機能は、オーナー登録対象のDJ機器をrekordbox ver.7を経由してAlphaThetaアカウントに登録すると無償でご利用できます。また、一度オーナー登録いただくと、DJ機器がPC/やMacに接続されていなくても、これらの機能は使用可能です。
rekordboxのシステム要件、各プランでご利用いただける機能とその他の機能についてはこちらをご参照ください:rekordbox.com
※ 商品の仕様は予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。