2023年2月28日
あらゆる要素をアップデートし、圧倒的にクリアかつ明瞭で引き締まった音質、進化した演奏性と多様なデバイスとの接続を実現
AlphaTheta株式会社は、Pioneer DJから、次世代のスタンダードモデルとなる4ch プロフェッショナルDJミキサー「DJM-A9」を2023年3月下旬に発売します。前身となる「DJM-900NXS2」のあらゆる面に見直しをかけ、圧倒的にクリアで明瞭な引き締まった音質、大幅に進化した演奏性、多様なデバイスとの接続を可能にし、業界スタンダードを完全に新しい次元に引き上げる新モデルです。
DJM-A9では、プロフェッショナルからも評価を受けているDJM-900NXS2の音質から、さらなる向上を図りました。チャンネル入力部にはESS Technology社製の32bit高性能A/Dコンバーターを搭載することによって、あらゆるジャンルの音楽が心地よく聴こえる、過度な色付けのない、自然でリアリティーある音質を実現しました。また、MASTER出力部、BOOTH出力部にも同社製の32bit高性能D/Aコンバーターを採用したことで、ブースでもオーディエンスと同じ高解像度で臨場感のある音をモニターしながらDJプレイができます。マイク入力部、およびヘッドホン出力部においても、部品の再選定と最適なチューニングを行うことにより音質の向上を図りました。
楽器としての演奏性も徹底的に追求しました。EQノブの間隔にゆとりを持たせることで、より快適に操作ができるようになりました。また、DJM-900NXS2よりも高品位なチャンネルフェーダーとクロスフェーダーを採用しているので、より滑らかで繊細なミックスとスクラッチ演奏が可能になります。さらに、SOUND COLOR FXには世界初のCENTER LOCK KNOBを搭載しました。ノブを回した際にセンター位置でロックされる特殊な機構により、ダイナミックかつ正確なエフェクトを加えることができます。
BEAT FXセクションも従来機種から大きく見直しをかけ、エフェクトの演奏体験を向上させています。的確にエフェクトの状態が把握できるカラーディスプレイを搭載し、X-PADを横一列に配置したことで、今まで以上に直感的なエフェクト操作を可能にします。
さらに、ボタンでダイレクトにチャンネルが選択できるようになったので、目的のチャンネルに素早くエフェクトをかけることができます。新たに加わった3種類を含む、全14種類のBEAT FXが内蔵されています。
ストリーミング配信中やDJ中のMCなどのマイクパフォーマンスを向上させるため、マイクセクションも大きく進化しました。DJミキサーとしては初めてファンタム電源を搭載したことにより、コンデンサーマイクを本機と直接接続することができます。また、3種類のマイクエフェクトとREVERBを搭載しているので、組み合わせることで幅広い音声加工が可能です。
PC/Macとの接続用に、トップパネルにはそれぞれUSB Type-BとType-C両方のUSB端子を二系統設けてあります。さらに各チャンネルにアサイン可能なBluetooth®入力も搭載しているので、モバイルデバイスで再生中の音源にDJM-A9上でEQ操作やエフェクト操作を加えることも可能です。
本機はrekordbox、Serato DJ Proを使用してDJプレイができます。また、各ソフトウェアのDVS機能にも対応しています※。
さらに、本機は業界初の音響エンジニア向けPRO DJ LINK管理アプリケーション「Stagehand」に対応しています。DJM-A9本体にはWi-Fiが搭載されているので、無線LANルーター(市販)と組み合わせることで、iPadとの無線接続が可能になります。DJM-A9のレベルメーターや操作情報などを手元のiPadで把握できるので、精度の高い音響設定や迅速なトラブルシューティングをリモートで行うことができます。
※ 本機はrekordboxをインストールしたPC/Macと接続するだけで、すぐにPERFORMANCEモードの機能とDVS機能を使用した演奏が始められます。
※ Serato DJ ProとSerato DVSを使用する場合は、別途ライセンスを購入が必要です。
最新版のSerato DJ Proをインストールしてください。
DJM-A9の音質は、定評のあるDJM-900NXS2からさらに大きく進化を遂げ、ジャンルを問わずクリアかつ明瞭で引き締まった音質を実現しました。
新たな部品の採用とこれまでの製品設計で培われた細部に渡る音質チューニングにより、次世代をリードするクラブサウンドを実現しました。
チャンネル入力部にはESS Technology社製の32bit高性能A/Dコンバーター、MASTER出力部に同社製の高性能な32bit高音質D/Aコンバーターを採用しています。これにより、さらにオーディエンスが没入できるような音楽体験を提供します。
さらに、BOOTH出力部にも同社製32bit高性能D/Aコンバーターを採用し、DJもオーディエンスと同じ高解像度で臨場感のある音をモニターしながら演奏することができます。
マイク入力部およびヘッドホン出力部も、部品の再選定と最適なチューニングを行うことにより音質の向上を図りました。
当社DJMシリーズが長年培ってきた、業界スタンダードとなっている機能とレイアウトを踏襲しながら、よりエモーショナルでダイナミックな演奏ができるよう、楽器としての演奏性向上を徹底的に追求しました。
各チャンネルに装備された3BAND EQはミリ単位でノブの配置を見直し、従来機種以上に快適な操作性を確保しました。チャンネルセクションには高品位のレベルメーターLEDを採用し、視認性が向上しました。
また、ISOLATORも昨今の音楽トレンドに合わせて周波数特性のチューニングを図り、今まで以上に大胆な演奏が可能になりました。さらに、DJM-900NXS2よりも高品位なチャンネルフェーダーを採用し、これまで以上に繊細で滑らかなミキシングと素早いカットインが行えます。クロスフェーダーには第3世代MAGVEL FADERを採用し、スムースで思い通りのスクラッチ演奏を可能にします。
世界初となるCENTER LOCK KNOB を新たに独自開発しました。ノブを回した際にセンター位置でロックされるので、誤操作をすることなくHIとLOWのパラメータをダイナミックにコントロールできます。これにより、展開やビートに合わせて正確かつ素早いエフェクト操作が可能になります。また、CENTER LOCK KNOBをオフにすれば、ノブを回した際にセンター位置でロックされることなく従来のDJM-900NXS2と同じように操作することもできます。
DJMシリーズで長年愛用されているBEAT FXセクションに大きな見直しをかけ、エフェクトの演奏体験が格段に向上しました。
BEAT FXの状態を的確に把握できるよう、新たにカラーディスプレイを採用しました。横一列に配置されたX-PADを使用すれば、パラメータを指でスライドするだけで直感的で連続的なエフェクト操作が可能です。ECHO、PING PONGにおいては、X-PAD操作によりアナログテープディレイのようにピッチを変化させ、ユニークな音を生み出すことができます。
音楽トレンドの変化に合わせ、エフェクトの種類にも見直しをかけました。新たに採用した以下3種類のエフェクトが、DJパフォーマンスにさらなる彩りを与えます。
さらに、BEAT FXをかけるチャンネル選択がボタンでダイレクトに選べるようになったので、目的のチャンネルに素早くエフェクトをかけることができます。
クラブなどの現場やDJ配信で求められるマイクパフォーマンスの需要に合わせて、マイクセクションも大幅に進化しました。セクション全体を拡大し、新機能を多数追加したことにより、DJ中のマイクパフォーマンスの可能性を広げます。
DJミキサーとしては初のファンタム電源を搭載したことにより、コンデンサーマイクを本機に直接接続することができます。
以下3種類のマイクエフェクトに加え、独立したREVERBも搭載しました。幅広い音声加工により、さまざまな用途の多彩なマイクパフォーマンスに対応します。
新たに搭載されたPUSH TO TALK機能を使えば、ボタンを押している間のみマイク入力がオンになるので、DJ中でも容易にマイク音声のオン/オフ操作が行えます。
また、DJプレイの環境に合わせてマイクの音声ルーティングの切り替えが可能になったので、ストリーミング配信中はマイク音声を使用してもDJミックスの録音にはマイク音声を含めないという選択も可能です。
トップパネルには、USB Type-BとType-C両方のUSB端子をそれぞれ二系統設けてあります。これにより、Back to BackパフォーマンスによるDJの交代などをスムースに行うことができます。
さらに、すべてのチャンネルでBluetooth®入力が可能になったことにより、お手持ちのモバイルデバイスで楽曲を再生し、それをワイヤレスでオーディオ入力してチャンネルセクションの機能をフルに活用したミキシングをすることもできます。「RMX-1000」などの外部エフェクターが接続できるマルチI/Oセクションには、独立したチャンネルセレクターを新たに搭載しました。これにより、接続した外部エフェクターではBEAT FXとは異なるチャンネルにエフェクトをかけることができます。
本機のヘッドホンセクションには、2系統ずつヘッドホンCUEボタン、音量ノブ、MIXバランスノブを設けました。これにより、2人のDJが交互に曲をかけるBack to Backスタイルでも快適にモニタリングすることができます。
また、BOOTHセクションには、高音域と低音域の2BAND BOOTH EQを搭載しています。フロアとDJブース内の音響バランスをより近づけるなどの調整により、快適なモニタリング環境を構築できます。
DJM-A9は、業界初の音響エンジニア向けPRO DJ LINK管理アプリケーション「Stagehand」に対応しています。本体にWi-Fiを搭載しているので、無線LANルーター(市販)との組み合わせにより、iPadとの無線接続が可能になります。DJが操作中のDJM-A9のレベルメーターや操作情報などを手元のiPadで把握し、精度の高い音響設定や迅速なトラブルシューティングがリモートで行えます。DJの演奏を高めるだけでなく、現場のスタッフや音響エンジニアの方に対してもDJシステムの価値向上を行うことで、今まで以上に安全で魅力的な音楽エンターテイメントを提供します。 Stagehandは、こちらからダウンロード可能です。
※ Serato DJ Proを使用するためには、別途ライセンスを購入する必要があります。
入力 | DIGITAL x 4 (coaxial) LINE x 4 (RCA) PHONO x 4 (RCA) MIC x 2 (XLR & 1/4" TRS jack x 1, 1/4" TRS jack x 1) |
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出力 | MASTER x 2 (XLR x 1, RCA x 1) BOOTH x 1 (1/4" TRS jack) REC x 1 (RCA) DIGITAL MASTER x 1 (coaxial) PHONES x 4 (1/4" stereo jack x 2, 3.5-mm stereo mini jack x 2) |
USB | USB Type-A x 1 USB Type-B / USB Type-C x 2 |
その他 | SEND (1/4" TS jack) x 1 RETURN (1/4" TS jack) x 1 LAN terminal (100BASE-TX) x 1 |
周波数特性 | 20 Hz – 40 kHz (LINE) |
S/N 比 | 114 dB (USB, Digital IN) 88 dB (PHONO) 105 dB (LINE) 79 dB (MIC 1, MIC 2) |
全高周波歪率 | 0.005 % (LINE-MASTER1) |
電源 | AC 100 V、50 Hz / 60 Hz |
消費電力 | 46 W |
最大外形寸法 (W × D × H) |
407.4 × 458.3 × 107.9 mm (アンテナ直立時は140.7 mm) |
本体質量 | 10.2 kg |
付属品 | 電源コード クイックスタートガイド 使用上のご注意 |
対応ソフトウェア | rekordbox Serato DJ Pro ShowKontrol PRO DJ LINK Bridge |
rekordboxのシステム要件はこちらをご参照ください:rekordbox.com/
Serato DJ Proのシステム要件はこちらをご参照ください: serato.com/
※ 商品の仕様は予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。