2018年10月23日
世界で初めて再生中の楽曲とビジュアライズした歌詞を連動させたDJプレイが可能に
Pioneer DJ株式会社は、DJ向け楽曲管理アプリケーション「rekordbox™」のDJプレイ機能である「rekordbox dj」に、株式会社COTODAMA(以降COTODAMA社)と共同開発した歌詞ビジュアライズ機能「rekordbox lyric」を追加し、2018年10月23日に日本国内でのサービスを開始いたします。
近年、音楽表現の枠を越えて、映像を巧みに活用したパフォーマンスを行うDJが増えてきており、DJアプリケーションにはオリジナリティを高めるさらなる映像表現の可能性が期待されています。当社は2016年にビデオ機能「rekordbox video」をリリースして以来、DJパフォーマンスにおける映像表現の進化に取り組んできました。こうした中、当社は楽曲の歌詞をビジュアライズすることで、従来にない映像表現を「rekordbox lyric」として実現しました。「rekordbox lyric」は演奏中の楽曲の歌詞をビジュアライズする世界初※1のDJツールで、2018年1月18日に日本を除く欧米主要国で導入され、高い評価を得ています。この評価を受けて、この度日本国内においても導入することになりました。
※1 DJアプリケーションカテゴリーにおいて。(自社調べ2018年10月17日時点)
「rekordbox lyric」を利用するには、以下のいずれかのサブスクリプション契約が必要です。
ご利用方法についての詳細は こちらでご覧になれます。
* 全ての楽曲で歌詞情報取得できるわけではありません。
* 従来のサブスクリプション(新名称「Base Plan」)を契約中のお客様が「Premium Plan」を契約するには、「Base Plan」契約を一度解約する必要があります。
「rekordbox dj」のトライアル版をご利用いただくと、「rekordbox lyric」を含む全てのPlus Packを30日間お試しいただけます。トライアル版期間中は、「rekordbox」を通してダウンロード可能なサンプル楽曲を用いて、「rekordbox lyric」の機能をお試しいただくことができます。
商品の詳細はこちらをご覧ください。
COTODAMA社が提供する「Lyric Sync Technology」により、楽曲の雰囲気や構成に応じた滑らかでダイナミックなモーショングラフィックに、美しく表現力のあるフォントを用いた歌詞を重ねた映像を外部に出力できます。普段演奏している楽曲ファイルをそのまま利用することができ、誰でも簡単に聴衆がビジュアル化された歌詞を楽しめる空間作りが可能となります。
「歌詞ビジュアライズ」機能で生成されたモーショングラフィックの色調や種類を変更することができます。また、歌詞のフォント及び背景の色や透過度を個別にカスタマイズできるので、その場に最適なビジュアル演出が可能です。
「rekordbox lyric」とビデオ機能「rekordbox video」を併用することで、全ての「TRANSITION FX」に「歌詞ビジュアライズ」機能を適用でき、動画ファイルや静止画ファイルのビデオエフェクトと組み合わせることで、さらに多彩な映像表現を可能とします。
※ Lyric Sync Technologyに関して
「rekordbox lyric」には、歌詞を自動で美しくビジュアライズする技術「Lyric Sync Technology」が活用されています。 株式会社シンクパワーが提供する259万曲を超えるデータベースから取得した「歌詞のデータ」を、産業技術総合研究所の「音楽解析技術」が楽曲の雰囲気や構成を自動解析し、美しい書体のモリサワフォントを利用した「表現エンジン」がそれぞれの楽曲に対してモーショングラフィックを生成します。
対応OS (Mac) |
|
---|---|
対応OS (Windows) | Windows® 10, 8.1, 7(最新サービスパック) |
CPU | Intel® processor Core™ i7, i5, i3 以上 |
メモリー | 4GB 以上のRAM |