2018年1月16日

演奏性の高い本格的な操作インターフェイスを可搬性に優れた筐体に凝縮した rekordbox dj 専用コントローラー DDJ-1000 を1月下旬に発売

「rekordbox dj」のアップデートにより進化した「RELATED TRACKS」と 新機能「AUTOMIX」を搭載

Pioneer DJ株式会社は、DJ向け楽曲管理アプリケーション「rekordbox™」をアップデート (Ver 5.1)し、併せてDJプレイ機能「rekordbox dj」を自在に操作できる専用DJコントローラー「DDJ-1000」を発売します。

近年、パーティやイベントの会場など、クラブ以外の場所にもDJの活躍の場が広がっており、DJ機器に対し本格的な演奏感と演奏会場への可搬性の高さを求める声が高まってきています。そのような声に対し当社は、プロフェッショナルDJから支持されクラブスタンダードの地位を確立している当社DJプレーヤーおよびDJミキサーと同じ操作感のインターフェイスをコンパクトボディに凝縮し、高い演奏感と可搬性を両立した「DDJ-1000」を新発売します。

今回の「rekordbox」Ver 5.1へのアップデートにより、楽曲解析結果をもとに自動的に再生、ミックスできる新機能「AUTOMIX」を搭載しました。また、演奏中の楽曲と関連性の高い楽曲を素早く見つけることができる「RELATED TRACKS」も使いやすく進化し、今まで以上にスムースで柔軟性の高いDJプレイができるようになりました。

※ すでにrekordbox djをお持ちの場合は、最新版にアップデートしてお使い下さい。

rekordboxの詳細はこちらをご覧ください。

DDJ-1000の特長

クラブスタンダードモデルの演奏感と可搬性を両立したレイアウト

クラブに常設機として設置されているプロDJ/クラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000NXS2」および、DJミキサー「DJM-900NXS2」のボタンとノブの配置を踏襲しました。
また、ジョグの外観から内部構造に至るまで「CDJ-2000NXS2」を踏襲しており、「rekordbox dj」を高い演奏感でプレイすることができます。さらに、コンパクトなボディのため、現場に持ち込みやすく可搬性に優れています。

より素早く的確な演奏を実現する「COLOR ON JOG DISPLAY」搭載

ボディの中央に高精細液晶ディスプレイを搭載しました。再生時間、BPM、波形などの楽曲情報や、現在再生位置から「HOT CUE」や「LOOP」の設定ポイントまでの距離を小節単位で表示する「CUE SCOPE」など必要な情報を手元で把握でき、ミックスやスクラッチなどの操作をより素早く的確に行うことができます。

ビートに連動した様々な音の変化を加えることができる14種類の「BEAT FX」

DJMシリーズで好評を得ているエフェクト10種類に加え、新しく開発した4種類のエフェクトを追加し、合計14種類の「BEAT FX」を搭載しました。また、「BEAT FX」部に専用ディスプレイを搭載し、エフェクト名や拍情報などをPC/Macの画面を見ることなく手元で把握し使用することができます。

新しく開発されたエフェクト

  • どこまでも上昇または下降し続ける感覚を与える音を生成するエフェクト3種類
    ENIGMA JET、MOBIUS (SAW)、MOBIUS (TRIANGLE)
  • 中高音域のみの残響音が発生する「ECHO」の派生エフェクト1種類
    LOW CUT ECHO

思い通りのスクラッチ演奏が可能な進化した「MAGVEL FADER」

当社のプロフェッショナルDJ/クラブ向け2ch DJミキサー、「DJM-S9」に搭載し、市場導入時から高い評価を得ている「MAGVEL FADER PRO」の設計思想を踏襲した、新しい「MAGVEL FADER」をクロスフェーダーとして搭載しました。操作可能回数1,000万回以上の高い耐久性と、スムースな動作による高い演奏性が可能になります。
また、ジョグやクロスフェーダーの操作に対するソフトウェア処理を徹底的に見直しました。操作に対する音声出力の追従性が大幅に向上し、より思い通りのスクラッチ演奏ができます。

さまざまなシチュエーションに対応できる豊富な入出力端子

PC/Macを接続するためのUSB端子を2系統搭載しており、音声を途切れさせることなく「rekordbox dj」のユーザー同士がスムースに交代することができます。またDJプレーヤーやアナログターンテーブルなどを接続できる外部入力端子を4系統、MIC入力端子を2系統備えています。PC/Macを介さずにミックスができるので、単体のDJミキサーとしても使用できます。

その他の特長

  • HOT CUE、PAD FX、BEAT JUMP、SAMLER、KEYBOARD MODE などの機能を操作できる「PERFORMANCE PADS」搭載
  • 好みや演奏操作に応じてジョグの操作負荷を調整することができる「FEELING ADJUST」機能
  • 任意の再生位置に素早く辿りつくことができる進化した「SUPER FAST SEARCH」
  • 「PAGE」ボタンで切り替えることにより、16ポイント全ての「HOT CUE」ポイントを操作可能
  • 「KEY SHIFT」モード、「KEY SYNC」などのKEY関連の機能の操作に対応
  • ノブを回すだけのシンプルな操作で楽曲に効果を加えられる「SOUND COLOR FX」を4種類搭載
  • トップパネルにアルミ材とアクリル材を採用した、高級感のあるデザイン
  • 持ち運び易い軽量設計
  • 「rekordbox dvs」に対応※1

※1 別途「rekordbox dvs」のライセンスキーおよび、専用のControl Vinylの購入が必要です。

rekordbox dj Ver 5.1の新機能

新開発のフレーズ解析を活用し、スムースかつ自然なミックスを自動で行う「AUTOMIX」機能

「rekordbox」に搭載されている「KORETECH」の楽曲解析部に、新開発のフレーズ解析アルゴリズムを追加することで楽曲内のフレーズを検出できるようになりました。「AUTOMIX」機能では検出されたフレーズの情報に加え、拍位置情報やBPM、楽曲のキー(調性)などの楽曲情報をもとに、Automixプレイリストに追加された楽曲同士の自然なミックスを自動で行います。また、「AUTOMIX」の実行中においても臨機応変に曲順を変更したり、スクラッチ、エフェクトなどの操作をしたりすることができます。

詳細の条件設定が可能となり、使い勝手が向上した「RELATED TRACKS」

演奏中の楽曲の情報を元に、相性の良い楽曲を表示する「RELATED TRACKS」を進化させました。
アーティスト名、楽曲コメントやファイルのフォーマットなど設定できる条件が増え、複数の条件設定を保存、呼び出しできるようにしたことで、従来よりも関連性の高い楽曲を容易に表示することができるようになりました。楽曲コレクションを最大限に活用した柔軟性の高い選曲によってDJプレイの幅を広げることができます。

DDJ-1000の主な仕様

周波数特性 20 Hz ~ 20 kHz (LINE)
S/N比 112 dB (USB)
全高調波歪率 0.002 % 以下 (USB)
入力 LINE/PHONO兼用 × 2 (RCAピンジャック x 2)
LINE × 2(RCAピンジャック x 2)
MIC × 2(XLRコネクター & 1/4” TRSジャック x 1、1/4“ TRSジャック x 1)
出力 MASTER × 2(XLRコネクター × 1、RCAピンジャック x 1)
BOOTH OUT × 1(1/4” TRSジャック)、
PHONES × 2 (前面1/4” ステレオジャック × 1、3.5 mm ステレオミニジャック × 1)
USB USB (TypeB) × 2
電源 ACアダプター (DC 12V)
消費電流 DC 12 V、 2 A
最大外形寸法 (W x D x H) 708.0 × 361.4 × 73.4 mm
本体質量 6.0 kg
付属品 ACアダプター
電源コード
USBケーブル
保証書
取扱説明書(クイックスタートガイド)
rekordbox djライセンスキーカード

システム要件

Mac macOS High Sierra 10.13(最新アップデート)
mac OS Sierra 10.12(最新アップデート)
OS X 10.11, 10.10(最新アップデート)
Windows Windows® 10, 8.1, 7 (latest service pack)
CPU Intel® processor Core™ i7, i5 and i3
Intel® processor Core™ 2 Duo 2.0 GHz 以上
メモリー 4 GB以上のRAM

※ 商品の仕様は予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。

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