2018年2月22日

モノフォニック・アナログ・シンセサイザー TORAIZ AS-1 が第60回グラミー賞のBest Remixed Recording受賞に貢献

Depeche Mode の受賞曲「You Move (Latroit Remix)」の制作で使用される

Pioneer DJ株式会社は、米国、ロサンゼルスに拠点を置き、プロデューサーとして活躍しているDennis White氏(アーティスト名:Latroit)がPioneer DJのモノフォニック・アナログ・シンセサイザー、「TORAIZ AS-1」を含む音楽制作機器を使用して制作した、Depeche Mode の「You Move (Latroit Remix)」 で、2018年1月28日にニューヨークで開催された第60回グラミー賞授賞式でBest Remixed Recordingを受賞された事をご報告致します。

Pioneer DJのモノフォニック・アナログ・シンセサイザー「TORAIZ AS-1」は、Dave Smith Instruments社の伝説的なポリフォニック・アナログ・シンセサイザー「Prophet-5」の設計思想を受け継ぐ「Prophet-6」をもとに共同開発したモノフォニック・アナログ・シンセサイザーです。

リミックス制作の過程で「TORAIZ AS-1」を使用した理由として、Dennis White氏はこう述べています。「Pioneer DJがDave Smith Instruments社との共同開発で作り上げた、この小さなTORAIZシンセサイザーが大好きなんだ。『TORAIZ AS-1』は、僕のスタジオの机にコンパクトに収まる上品でセクシーな商品だ。小さい外見にも関わらず、純粋なアナログサウンドを生み出すシンセサイザーで、野太いサウンドがでてくるから驚きもの!本当に秘密兵器だと思う。『TORAIZ AS-1』は商品のクオリティも高いし、パラメーターノブも使いやすいから、直感的にいじるだけで楽曲に温かさや味を加えることができるんだ。それにパラメーターノブをいじっているだけで、いろんなインスピレーションが沸いてくるので、アイデアを練りたいときに重宝しているよ」

シンセサイザー界のレジェンドとして知られているDave Smith Instruments社のDave Smith氏はこう述べています。「今回、『TORAIZ AS-1』を使用したリミックスがグラミー賞でBest Remixed Recordingを授賞したことに、スタッフ全員が感激しています。Pioneer DJと共に『TORAIZ AS-1』を共同開発できたことはとても素晴らしく、その『TORAIZ AS-1』をLatroitさんのようなトップアーティストが『TORAIZ AS-1』を使ってくれたということは、我々の共同開発のプロジェクトが成功だったということを示しているのではないでしょうか」

Latroitのグラミー賞の受賞に関して、Pioneer DJ の 代表取締役社長、森脇明夫はこう述べています。「我々Pioneer DJは、今後もチーム一丸となって、音楽を超え、沢山の方々と幸せや喜びを分かち合えるよう、熱意をもって前進したい。また、音楽制作業界への支援と貢献に向けた取り組みを継続していきたい」

TORAIZ AS-1の詳細はこちら

Dennis White氏(アーティスト名:Latroit)に関して

Dennis Whiteはオーストラリアレコード産業協会と英国レコード産業協会のゴールド、プラチナディスクに認定された曲やMadonnaやDepeche Modeなどのアーティストの曲をリミックスし、ビルボードクラブチャートのトップ10にランキング入りした楽曲を手掛けた、2018年の第60回グラミー賞授賞したプロデューサーである。

先駆的なデトロイトテクノグループであったインナーシティでのダンス音楽活動を通して、ダンスミュージックのカルチャーに携わり、「Static Revenger」や最近では「Latroit」名義で、世界でもっとも影響力のあるDJや音楽業界のプレゼンターやブロードキャスターからサポートされている。

ダンスミュージック界で最もエリートなレーベルから楽曲リリース歴があり、バークリー大学で音楽を専攻したLatroitは、近年、自身のレーベルである「House of Latroit」を立ち上げ、EDM.comとパートナーを組み、2か月に1度「House of Latroit Radio」プログラムを展開。プログラムでは、世界中の才能ある急成長のアーティスト発掘とプロモーションに熱意を注いでいる。
https://Latroit.com/

Dave Smith Instruments社(DSI)に関して

DSIは70年代中旬にSequential Circuits社を設立し、楽曲機器デザイナーのレジェンドとして知られ、グラミー賞受賞歴のあるDave Smithが指揮をとるシンセサイザー・メーカーです。Dave Smithは、世界で初めてフルにプログラム可能で世界で初めてマイクロプロセッサーを埋め込んだ楽器、ポリフォニックシンセサイザー「Prophet-5」をデザインしました。また、Dave Smithは一般的に1981年に策定されたMIDIの仕様の立役者で知られています。Dave Smithはヤマハ株式会社の研究開発を担当したDSD社の代表取締役を務め、物理モデリングの合成とソフトウェア・シンセサイザーのコンセプトを手掛けました。その後、カリフォルニア州でKorg研究開発グループを立ち上げ、ウェイブステーション商品やその他の技術を作り上げました。1994年にはSeer Systems社の代表取締役を務め、インテル社初のソフトシンセサイザーを開発、1997年には初のプロフェッショナル・ソフト・シンセサイザー「Reality」をリリースしました。しかし、ソフトウェアの限界を感じたDave Smithはハードウェア開発に戻り、2002年にはデジタルとアナログをハイブリッドした「Evolver」をリリース。 以降、DSIの商品ラインアップは「Prophet-6」、「OB-6」、「Pro 2」、「Prophet 12」、「Prophet ’08」シンセサイザーや、友人でありエレクトロニック楽器デザイナーのRoger Lim氏と協同設計した「Tempest」ドラムマシンと増え続けている。
https://www.davesmithinstruments.com/

 

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