2017年3月15日
プロフェッショナルサンプラー「TORAIZ SP-16」がクラウド環境を組み込んだ音楽制作ワークフローにハードウェアとして世界で初めて対応
Pioneer DJ株式会社は、ユーザー数70万人以上のクラウド型楽曲制作プラットフォームを提供するSpliceと提携し、音楽制作用サンプラー「TORAIZ SP-16」でSpliceの豊富なサンプル・ライブラリ「Splice Sounds」の利用が可能になりました。「TORAIZ SP-16」は、オンライン・サンプル・ライブラリといつでも組み合わせて使える初のハードウェア・サンプラーになります。今回のコラボレーションを記念して、「Splice Sounds」を1か月間無料でお試しいただけます。
「Splice Sounds」は、サンプルパック全体を購入するのではなく、個別にサンプル音源をダウンロードできる、サブスクリプションによる初のサンプル・ライブラリとして2015年にサービス開始され、サンプル音源の入手方法に大改革をもたらしました。大手50以上のレーベルや著名アーティストから毎週新しいサンプル音源がリリースされています。
「Splice Sounds」を利用することで、「TORAIZ SP-16」のユーザーは世界最大規模の高品質なサンプル音源やループ素材のコレクションをいつでも使用でき、尽きることのないインスピレーションを得ることができます。世界クラスのアーティストによる100万以上の音源カタログからお好きな個々のサンプル音源を選択し、自分だけのサンプルキットを作成・保存し、「Beatmaker」機能を使ってウェブ上やモバイル・デバイスで32ステップのシーケンスをプログラミングできます。「Beatmaker」で作成したビートは、ボタンをクリックするだけで、サンプルキットとシーケンスが同梱された「SCENE」ファイルとして「TORAIZ SP-16」に簡単にエクスポートできます。クラウド上で制作したビートをコンピューターやUSBドライブにダウンロードし、「TORAIZ SP-16」とUSB接続し、「SCENE」ファイルを移動させるだけで、「TORAIZ SP-16」の機能やFXによる加工などを使って制作したビートをさらに作りこむことができます。
当社とSpliceは、時代の先端を行く楽曲制作者に最新鋭の音楽制作ワークフローを提供することに真摯に取り組んでおり、今回の提携はクラウド対応可能な音楽機器の新しい世代の幕開けとなるものです。「TORAIZ SP-16」を「Splice Sounds」と組み合わせることにより、サンプル音源の収集・選択から作りたいビートのラフスケッチまでをクラウド上で行い、そこからスタンドアローン型サンプラーの直感的なインターフェイスとパワーで自分だけの音楽を組み上げていくことが可能です。また、両社は今後も連携を深め、よりシームレスな音楽制作ワークフローを提供できる可能性を模索していきます。
「TORAIZ SP-16」とSpliceのコラボレーションを記念して、1か月間「Splice Sounds」のサービスを無料でお試しいただけるクーポンコードを発行いたします。