2015年4月14日
プロフェッショナル同軸スタジオモニター「RM-07」「RM-05」を新発売
~高解像度の音源を正確にモニタリングできる楽曲制作用モニタースピーカー~ プロフェッショナル同軸スタジオモニター「RM-07」「RM-05」を新発売 |
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商品名 | 型番 | サイズ | 希望小売価格 | 発売時期 |
アクティブ スタジオモニタースピーカー |
RM-07 | 6.5インチ | オープン価格 (販売単位:1台) |
6月上旬 |
RM-05 | 5インチ |
【RM-07】
【RM-05】
近年、DAW(Digital Audio Workstation)※1の普及により、ホームスタジオ/プライベートスタジオといったニアフィールド環境で楽曲制作をする人が増えています。また音源の高解像度化が進んだことで、高解像度の音源を正確にモニタリングできるスタジオモニターのニーズが高まっています。
この度、Pioneer DJ株式会社は、ニアフィールド環境で高解像度の音源を正確にモニタリングできるプロフェッショナル用アクティブスタジオモニター「RM-07」「RM-05」を発売します。
「RM-07」「RM-05」は、プロデューサーやエンジニアから高い評価を得ているTAD Labs※2社が、スピーカー開発で培ってきた技術を基に、当社が現代の楽曲制作環境に合わせて新開発した「“点音源”同軸ドライバー」と「高解像度50kHzトゥイーター」の搭載、「高剛性アルミダイキャスト筐体」の採用をしています。これにより、ニアフィールド環境においても正確に音と音像定位を確認することができます。
左:RM-07/05(同軸ドライバー)
右:トゥイーター・ウーファーが分かれているスピーカー
ドライバーによる音像位置の違い(イメージ
ユニット間の干渉を抑制するウェーブガイド
独自開発HSDOMトゥイーター
左:RM-07/05(クリフカットラウンドフォルム)右:当社従来(箱型フォルム)
筐体形状の違いによる放射音の広がり(イメージ)
Groove(溝)を施したバスレフダクト部
バスレフダクト部の空気の流れ(イメージ)
RM-07 | RM-05 | ||
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形式 | バイアンプ 2WAY アクティブ同軸モニタースピーカー | ||
エンクロージャー | バスレフ型/アルミダイキャスト | ||
トゥイーター | 1.5インチアルミニウムHSDOMトゥイーター | ||
ウーファー | 6.5インチアラミド繊維ウーファー | 5インチアラミド繊維ウーファー | |
周波数特性(-10 dB) | 40 Hz~50 kHz | 45 Hz~50 kHz | |
最大音圧レベル | 109 dB SPL (ピーク時、1 m) | 104 dB SPL (ピーク時、1 m) | |
クロスオーバー周波数 | 1.6 kHz | 1.7 kHz | |
アンプ出力 定格出力) |
150 W:ABクラスバイアンプ LF:100 W / 4 Ω、HF:50 W / 4 Ω) |
100 W:ABクラスバイアンプ LF:50 W / 4 Ω、HF:50 W / 4 Ω) |
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入力 端子 |
バランス入力 | XLR×1 | |
アンバランス入力 | RCA×1 | ||
入力インピーダンス | 10 kΩ | ||
入力感度 | -40 dB ~ +6 dB | ||
イコライザー調整感度 | High EQ: -2 / -1 / 0 / +1 dB ( 10kHz ) | ||
Mid EQ: -4 / -2 / -1 / 0 dB ( 140Hz ) | |||
Low EQ: -4 / -2 / 0 / +2 dB ( 50Hz ) | |||
消費電力 | 195 W | 142 W | |
待機時消費電力 (スタンバイ時) |
0.3 W以下 | 0.3 W以下 | |
最大外形寸法(W×H×D) | 244 mm x 337 mm x 260 mm | 203 mm x 281 mm x 225 mm | |
本体質量 | 12.3 kg | 9.3 kg | |
付属品 | 電源ケーブル、取扱説明書、 ゴム脚/クッション |
電源ケーブル、取扱説明書、 ゴム脚/クッション |
Follow us:
※1 DAW: Digital Audio Workstationの略。PC/ Macを使用した音楽制作システム。専用ソフトウェアとオーディオインターフェースを使用して音声の録音、楽曲の作曲・編曲や楽器のミキシングなど一連の作業ができるシステム。
※2 TAD Labs: Technical Audio Devices Laboratories, Inc. (株式会社 テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)の略。TAD(Technical Audio Devices)ブランドの商品はパイオニアが1978年から発売を開始し、プロフェッショナル用スピーカー・ユニットとして世界の多くのスタジオへ導入され、その音質と信頼性は高い評価を得ています。
※3 HSDOM: Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Methodの略。振動版の素材/形状/エッジなどコンピューター解析にて最適化する技術
※4 AFAST: Acoustic Filter Assisted System Tuningの略。筐体内部に音響管を採用することにより、効果的に定在波を抑制する技術